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水谷、新製品発表で屋根用化粧スレート再生工法

水谷ペイントは平成29年秋季新製品発表会を8月29日午後1時半から千代田区神田淡路町のお茶の水ホテルジュラクで開催した。

注力製品、新製品含む5製品を発表し、122人の販売店・パートナー施工展が参加した。特別講演には元本田技術研究所の主任研究員シニアマネージャーの賀來大哉氏が「激変!自動車産業のこれから」をテーマに講演。自動運転や次世代エネルギーについて「インフラや法規の努力が進み初めて可能」と話し、自動車業界の最新情報と見解を述べた。

新製品では、今秋から来年にかけて上市予定の製品を先取り提案した。住宅屋根用化粧スレートの再生工法「水系ナノシリコン―RN」は水系ナノシリコン樹脂をベースに特殊骨材を配合した製品である。化粧スレートの新設時の風合いを復元する。特に防滑性に優れ、「作業者から喜ばれる材料」と担当者は話す。

北米の屋根材事情ではアスファルトシングルの材料が7~8割と言われるほど普及しているとのこと。防火性能、耐風性等に優れ、日本でも増加していくと同社は予想。しかし、アスファルトシングルは、劣化が進むと着色硅砂が脱落していく。無機の骨材を入れた同製品の塗り替えは、新設に近い質感を得られるという。新設に多い艶消しで販売を展開する予定だ。

続いて、金属屋根専用ハイソリッド型「PSマイルドSコート」は北海道・東北限定だった製品を来年にも別地区へ展開する。一回塗りの省工程が人気を博した。冬場で通常3日かかる現場でも2日で工期を終えられる。

そのほか幅広い基材に適合する弱溶剤タイプのシーラー「エポックマイルドシーラー」を上市予定。発色性が優れるシリケート塗料「カイム ロイヤラン」の営業展開が本格化する等発表があった。同社水谷社長は「本日は多くの新製品を発表しますが、当社の強みは樹脂の重合技術にある。次の樹脂を研究し、技術部で塗料化する。(製品化した)ナノコンポジットシリーズやバイオマスRなどは着実に販売数量を伸ばしてきている」と会の冒頭あいさつで同社の製品力について話した。