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昭和電工、中国コーティングメーカーを買収

2016.11.21

 昭和電工は、ノンスティック・コーティング剤を製造・販売するGMMグループ(中国・香港)の全株式を取得することを決定し、同社との間で株式売買契約を締結した。ノンスティック・コーティング剤とは、調理器具や家電製品などの消費者向け製品や産業機器などの工業製品に塗布される、焦げ付き、汚れ防止を目的とした材料で、昭和電工の推定で市場規模は約1,200億円と見られている。

 GMMグループの主要顧客は米国の大手調理器具メーカーであり、優れた製品性能と顧客と共同展開するブランド力の強みを活かし、着実に売上を伸ばしている。同社は中国とインドに製造拠点を持ち、現地の米国向け製造受託会社に直接納品できる体制を有している。同社の製品が用いられた調理器具は、主要な米国の小売業者で販売されており、米国の約4千万世帯で同社製品が使われています。

 昭和電工にとって、今回の株式取得はグループの事業バリューチェーンの川下展開を図り、事業の基盤となる技術の幅を拡げることで、同社グループにおける個性派事業の確立を目指していく。

【GMMグループ概要】

◆社名     GMM Development Limited 他3社
◆事業内容 調理器具や家電製品などの消費者向け製品に塗布される焦げ付き、汚れ防止を目的としたノンスティック・コーティング剤の製造・販売
◆設立年月日 2007年9月(GMM Development Limited)
◆本社所在地 香港(中国)
◆代表者   Ravin Gandhi(CEO)
       Raymond Chung(共同経営者、General Manager)
◆製造拠点 珠海(中国)、アフマダバード(インド)