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スギタ(宮崎)、カラーサプライヤーとして70周年迎える

写真は1月の新年会での集合写真

宮崎県下一円、延岡・日向・日南に事業拠点を持つスギタ(宮崎・杉田和也社長)は、昭和22年に創業(創業者杉田通久氏)。今年4月に70周年を迎えた。

同社は、顧客の特別なカラーに対し、日頃からスピーディーに対応できるサポート・サービス体制を確立している。今では既存の顧客のみならず、社会の彩りと豊かな環境保全に積極的に取り組む姿勢が支持され、“カラーサプライヤー”としての存在感を高めている。

こうした顧客や地域への感謝を込め、6月9日、10日に同社本社(宮崎市)を会場に「70周年創業祭」を盛大に開いた。300人を超える来場者が集まり、また大塚刷毛製造など38社が協賛・出展するなど、会場は活気に溢れた。

「ご来場いただいたお客様には長年にわたるご愛顧に心から感謝しています。また、仕入先様にも協力いただき、社員一同感激、今後のビジネスの発展、業界のさらなる価値づくりに貢献したいという想いを新たにしました」と杉田社長は話す。

同社の基本行動は、コミュニケーションを高める“キャッチボール”を大切にすること。この「sugita‐color」の社内の和を、社員のスキル向上、キャリアアップしながら前進できる会社づくりと合せて徹底している。「sugita‐color」の精神は顧客・社会への発信にもつながっていく。

今年4月に発足した日本塗料商業組合青年部の会員でもある杉田社長は、「年商規模10億円以下で構成されている割合が多いという実態も鑑み、今後の商売のあり方を模索できる集団になっていければ良いと思います」と、地方販売店からの発信を意気込む。