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大日本塗料、鋼構造物に水性重防食システム展開

長野県の国道19号線大原橋に施行

長野県の国道19号線大原橋に施行

大日本塗料は、2012年10月より、鋼構造物の重防食塗装を用途とした「DNT水性重防食システム」を市場に展開している。

同システムは、水性厚膜形エポキシ樹脂ジンクリッチペイント(水性ゼッタールEP―2HB)、水性変性エポキシ樹脂下塗塗料(水性エポオール)、水性エポキシ樹脂中塗塗料(水性エポニックス中塗)、水性ポリウレタン樹脂上塗塗料(水性Vトップ#100H上塗)、水性ふっ素樹脂上塗塗料(水性Vフロン#100H上塗)で構成される。上塗塗料の種類により、水性ポリウレタンシステムと水性ふっ素システムの選択が可能である。

同システムの特長は、①防食下地から上塗塗料まですべて水性塗料で施工できる②溶剤形システムと同等の防食性能、耐候性能を有する③溶剤形システムと比較して、VOCを大幅に削減できる(新設塗装系:約90%削減、塗り替え塗装系:約85%削減)

④溶剤形塗料と比較して倉庫での貯蔵量を大幅に増加できる⑤塗料中に有害な重金属(鉛・クロム等)を含まない⑥NETIS(国土交通省新技術情報システム)に登録された技術、である。

市場では、2016年7月に日本塗料工業会において水性重防食塗料の塗料規格(JPMS30、JPMS31)が制定され、日本工業規格化(JIS)の動きもある。今後、重防食分野における水性塗料の普及時期に、本システムの活躍が期待される。
℡06・6466・6661