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6月エマルジョン統計 生産・出荷とも減

日本接着剤工業会(野川隆幸会長)はこのほど、平成29年6月のエマルジョン製品の生産と出荷数量を発表した。全生産量(融通分を含む)は4万4780t(前年同月比2・3%減)で、出荷量は4万1845t(同月1・6%減)であった。

用途別出荷で塗料は1万4041tで、前年同月比0・4%減。前月比を見ても9・1%減少した。接着は1万1908t(前年同月比1・8%減)、製紙1587t(同5・4%減)、繊維2615t(同4・2%増)、土木2037t(同0・3%減)、粘着5985t(同5・0%減)、その他2076t(同16・1%減)、輸出1596t(同24・7%増)であった。

またモノマー別出荷では、酢ビ・ホモが7945t(同0・8%増)、酢ビ・コポリ1171t(同0・5%増)、EVA4874t(同1・9%減)、アクリル1万5383t(同1・3%減)、アクリル・スチレン9663t(同2・4%減)、その他2809t(同7・1%減)であり、酢ビ系9116t(同0・8%増)、アクリル系2万5046t(同1・7%減)であった。