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1月業況アンケート 販売金額プラスに続く

日本塗料工業会(田堂哲志会長)の1月の業況観測アンケート(日塗工会員33社集計、前年同月比)の結果によれば、販売数量は98・6%のややマイナス、販売金額は101・5%のプラスとなった。

需要業種別(金額)では自動車が109・6%で11カ月連続のプラスと非常に好調。電気・機械・金属も101・5%と同じく11カ月連続でプラスを保った。建築は93・5%とやや低調。船舶・構造物は98・1%とマイナス。木工も95・5%で下回った。1月の全体の販売数量は33社中、前年同月比マイナスが20社と多く、プラスが13社に止まり、横ばいゼロ。同金額はマイナスが18社と過半で、プラスが15社。

出荷数量の推定値は13万1千tで前年同月比2千t減、同金額は507億円で7億円増えた。

需要業種別では自動車が14社中プラスが8社と多く、マイナス5社、横ばい1社。電気・機械・金属は18社中プラス、マイナスともに9社で2分した。建築は21社中マイナスが15社と多数で、プラスが6社。船舶・構造物は9社中マイナスが5社、プラスが4社と分かれた。木工は8社中マイナスが4社、プラス、横ばいが各2社。
 2月見込み(前年同月比)は販売数量では33社中プラス予想が9社、マイナスが11社、横ばい13社と分かれた。同金額もプラスが10社、マイナス11社、横ばい12社と割れた。2月の販売数量見込みは前年同月比99・8%とほぼ横ばい、同金額は100・5%の微増になるとみている。