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3月塗料実績、販売が微増、生産横ばい

日本塗料工業会は、3月の塗料実績および平成28年度(28年4月―29年3月)の塗料実績(ともに経済産業省統計調べ)を発表した。

それによると、2月が生産数量は1・0%減、販売数量2・8%減、同金額2・2%減と生産、販売ともにマイナスに対し、3月は生産、販売数量、同金額いずれも前年同月を2~3%上回った。

生産数量は14万9655tの前年同月比2・4%増、販売は数量が16万3848tの同3・0%増、金額は616億5千万円の同3・2%増。在庫数量は9万9902tで、前年同月比横ばい。平均単価は376円で同0・2%アップ。稼働率は58・1%で前月比4・8ポイント上昇した。
 この結果、平成28年度の塗料生産数量は164万9875tの前年度比0・2%減。販売は数量が177万1163tの同0・8%増、金額は6749億9600万円の同0・9%増で、生産はほぼ横ばい、販売の数量と金額は前年度比、微増となった。年度平均単価は381円で前年度比横ばい。

28年度は昨年の夏場の天候不順による工事遅れや円高傾向、消費低迷が響き、建築用はほぼ低調に推移し、自動車用も横ばい。海運、造船の不調を受け船舶が落ち込み、電気・機械・金属は後半がやや良かった。

29年度は東京五輪需要関連や修繕船需要の回復などが期待されるが、米国の保護主義的な政策への転換の影響が懸念されるとしている。