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1月業況アンケート、 出荷数量・金額とも増

日本塗料工業会(若月雄一郎会長)は2025年1月の業況観測アンケート(日塗工会員33社集計、前年同月比)の結果を発表した。前年同月比指数計算値は販売数量が103・9%と増加、販売金額も109・6%と増加した。
 
需要分野別(金額)では、船舶・構造物は同115・7%、自動車は同113・7%、電気・機械・金属は同105・9%、建築は同103・7%と上回ったが、木工は同94・6%と下回った。
 
全体の出荷数量は33社中、前年同月比プラスが16社、マイナスが15社、横ばいが2社。販売金額は33社中、同プラスが18社、マイナスが13社、横ばいが2社であった。出荷数量の推定値は11万3千tで前年同月比104・6%、同金額は578億円で前年同月より51億円増加した。
 
需要業種別で見ると、建築は21社中プラスが14社、マイナスが6社、横ばいが1社。自動車は14社中プラスが11社、マイナスが3社。船舶・構造物は9社中プラスが5社、マイナスが3社、横ばいが1社。電気・機械・金属は18社中プラスが10社、マイナスが7社、横ばいが1社。木工は8社中プラスが4社、マイナスが4社であった。
 
2025年2月見込み(前年同月比)は、販売数量は33社中プラス予想が12社、マイナスが9社、横ばいが12社。同金額はプラス予想が16社、マイナスが8社、横ばいが9社であった。なお、2月の出荷数量見込みは前年同月比103・3%、同金額は102・7%としている。