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7層コーティングの最高級塗装、新型センチュリー

TOYOTAがセンチュリーをフルモデルチェンジし、6月22日から発売している。

フルモデルチェンジしたセンチュリー(神威)

漆黒感を高める黒染料入りのカラークリアなど7層もの塗装が施されている。こだわりは塗装だけでない。研ぎと磨きを加えて奥深い艶と輝きを追求した。これにより、生まれたのが新規開発色のエターナルブラック「神威(かむい)」である。日本の伝統工芸の漆塗りを参考に、流水の中で微細な凹凸を修正する「水研ぎ」を3回実施し、さらにその後、くもりを残さないよう「鏡面仕上げ」を施している。

水研ぎをして微細な凹凸を修正


新型センチュリーの外装デザインコンセプトには、日本の美意識に通じる静的な均整感を保ちながら、後席を上座とする独自の思想を造形にしている。サイドビューは、あえて傾斜を立てた重厚なクォーターピラーにより後席の存在感を強調し、一目でセンチュリーと分かるデザインにした。

サイドボディはドア断面の美しいカーブを追求するとともに、ショルダー部のキャラクターラインには「几帳面」と呼ばれる、平安時代の屏障具(へいしょうぐ)の柱にあしらわれた面処理の技法を採用し、端正に並んで走る2本の線を角として研ぎ出し、わずかな隙に淀みなく通した面を1本の線として際立たせることで、高い格調を与えている。細部にこだわることで、日本の美意識を感じ取れる工夫がされている。

センチュリーの象徴であるフロントセンターの「鳳凰」エンブレムは、工匠が金型を約1カ月半かけて丁寧に手で彫り込み、躍動する翼のうねりや繊細な羽毛の表情を鮮やかに描き出している。さらにエンブレムを彩る縦格子のフロントグリル奥に、「七宝(しっぽう)文様」を配置し、前後二重構造にすることで、「品位ある華」を表現したとのことだ。

月販目標台数を50台とし、トヨタ自動車東日本の東富士工場で生産している。メーカー希望小売価格は19,600,000円(消費税込み。北海道、沖縄のみ価格が異なる。リサイクル料金は含まれない)