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日塗装、全国支部長会&合同祝賀会

日本塗装工業会(加藤憲利会長)は、12月10日午後2時から東京都千代田区紀尾井町のホテルニューオータニで、第110回全国支部長会を開いた。冒頭、開会に先立ち、今年逝去した千葉県支部・奥野支部長の功績をたたえ、出席者全員で黙祷を捧げた。

続いて、あいさつに立った加藤会長=写真=は、自然災害や火災が相次ぐ現状に触れ「地震や火災はいつ、どこで起きてもおかしくない。塗料を扱う業界として、事業所や倉庫、現場を含めた防災・安全対策への意識を、改めて徹底してほしい」と呼びかけた。また、本年度に全国各地で実施した各支部の周年事業を振り返り「地域ごとに趣向は異なるが、先達への敬意や次代への希望が感じられる行事だった。各地の実態を共有し、全国で声を上げることで、大きな制度改革につなげていきたい。オールジャパンで粘り強く取り組んでいこう」と述べ、支部間での連携強化を求めた。
 
おもな報告事項は次の通り。
▽ペインテナンスキャンペーン2025年度顧客プレゼントの支部割り当てについて、施工件数は3754件。各支部の施工実績に基づき景品の割り当て数を決定。ペインテナンスについては、2026年度のキャンペーン期間は4月16日から11月16日までの7カ月間とする。
▽ロールンちゃんラインスタンプについて、第2弾を公開。現場での使用を想定した内容とし、日本塗装工業会ホームページ上で周知を行っている。
▽第9回リフォームアワードについて、募集期間は2025年12月から2026年2月28日までとし、戸建て、非住居、大規模改修などの各部門で応募を受け付ける。
▽第30回全国建築塗装技能競技大会について、令和11年度開催分の開催ブロックとして、東京・神奈川ブロックが了承された。
▽外国人技能実習生の採用について、インドネシアでの現地面接を実施。次回は2026年2月に面接および関連施設の視察を予定している。
▽塗装工事における労務費の基準案について、建設業法改正を踏まえた国の動向や、契約段階での実効性確保に向けた考え方が報告された。
 
このほか、日本生産性本部から、けんせつ女子ビューティーセミナーでおなじみの講師を招き、ダイバーシティ推進をテーマにしたセミナーを実施。職場環境整備や人材定着の重要性を共有した。 
会長表彰では、永年勤続表彰63人、技術・技能研鑽表彰60人が表彰された。
 
会場を移し、午後5時から同会総務委員長の河野敬幸氏の司会のもと、受章者合同祝賀会が開かれた。乾杯のあいさつに立った白川隆幸氏は、「長年のご努力に心から敬意を表したい」と受章者をたたえた。和やかな雰囲気の中で歓談が続き、長谷川秀樹氏が中締めで「これからも業界を一緒に盛り上げていこう」と呼びかけ幕を閉じた。
 
令和7年度のおもな受章者はこちら
▽旭日双光章=古﨑正敏(こざき)▽瑞宝双光章=磯部明良(磯部塗装)▽瑞宝単光章=加藤充(伊藤塗工部)、好光??晴(ニコー)、前部良治(佐藤興業)、川野忠幸(佐藤塗工)▽黄綬褒章=二宮知央(二宮塗装)、市坪孝志(市坪建装)、副島正則(ソエジマ)、大南拓哉(大南工業)、今江光宏(イマエ)、村上茂(村上茂塗装)▽国土交通大臣表彰=稲葉了大(ミクニ舎)、片桐久(片桐塗装店)、菅原清司(菅原塗装)、井上龍雄(井上ビルド工業)、田上善隆(西山塗装)▽厚生労働大臣表彰=阿川祐樹(阿川美装店)、佐藤鉄夫(スプレーメイク・サトー)、伊原創一(伊原塗装)、宮下昭造(宮下塗装店)、小掠武志(小掠塗装店)、宮平和浩(宮平塗装店)、山本健(三共塗装)