アイカ工業、印Stylam社を連結子会社化
アイカ工業は、昨年12月16日の取締役会において、インドでメラミン化粧板等の製造販売を行っているStylam Industries Limited(インド・チャンディーガル市、以下Stylam 社)を同社の連結子会社とするべく、Stylam 社の発行済株式総数の合計 54・11%を保有する創業家株主との間での株式譲渡契約の締結及びそれに基づく株式の取得、並びにStylam 社の発行済株式に対する公開買付けを実施し、Stylam 社の発行済株式総数のうち 40・0%から 53・12%の株式を取得することについて決議した。
アイカ工業グループは、2027年3月期に売上高 3000億円の達成を目指す「アイカ10 年ビジョン」のもと、国内建設市場の変動に左右されない強靭で持続的な成長基盤の確立を経営の最重要課題と位置付け、海外事業の拡大を積極的に推進している。この方針の下、建装建材事業においては、日本国内でシェアを有するメラミン化粧板(HPL)の海外展開を加速させており、タイ・中国・インドネシア・ベトナム・インドの生産拠点を軸に、成長著しいアジア地域で戦略的な投資を実施してきた。その結果、建装建材海外事業の売上高は旺盛な需要を背景に、2019年3月期の約55億円から 2025年3月期には約200億円へと大幅に拡大し、同社グループの中長期的成長を牽引する主要事業へと拡大してきた。
一方で、同社は海外事業の重心をアジアからさらに広域なグローバル市場へ拡張し、あわせて成長著しいインド国内の旺盛な需要を一層取り込むために、より積極的な戦略投資が必要であると考え、その実現の一環として、インドのStylam社に出資することとした。
Stylam社は、インドにおいてHPLおよび関連製品を製造・販売する業界のリーディングカンパニーであり、圧倒的な生産能力と高い価格競争力を強みに急成長を遂げている。また、インド国内のみならず、欧州・中東・北米・アジアを含む世界各地に輸出を拡大しており、グローバル市場における高いプレゼンス、強固な収益基盤、そして持続的な成長ポテンシャルを備えている。
同出資により、同社グループは経済成長が著しいインド市場における生産拠点および販売網をさらに強化するとともに、アジア中心の海外展開から真のグローバル展開へ事業を拡大していく。その過程において、同社グループの高い技術力・開発力を融合させることで、付加価値の高い製品群の拡充、購買・調達の協働、化成品事業との連携など多面的なシナジーも創出し、HPLメーカーとしてのグローバル競争力を一段と高めていく。

