【決算】アサヒペン、減収減益で着地
2025.11.27
アサヒペン(澤田耕吾社長)は11月7日、2026年3月期第2四半期(中間期)の連結決算を発表した。売上高は、前年同期において好調であったペット用品事業の売上減少や全体的な個人消費の低迷などの影響により、前年同期比11・9%減の80億1500万円となった。利益面では、売上の減少並びに原材料価格の高騰の影響等から、営業利益は同36・2%減の3億1900万円、経常利益は同33・2%減の3億5400万円となった。親会社株主に帰属する中間純利益は、特別利益において遊休地の売却による固定資産売却益および投資有価証券売却益を計上したことなどから、同13・2%減の3億8300万円であった。
セグメント別の経営成績は、塗料事業の売上高は同7・8%減の38億800万円、セグメント利益は原材料価格高騰の影響などにより同55・3%減の1億2200万円となった。
DIY用品事業の売上高は同4・5%減の25億500万円、セグメント利益は経営の効率化に努めた結果、同10・1%増の1億2200万円となった。
ペット用品事業の売上高は同30・4%減の15億9500万円、セグメント利益は同76・7%減の1700万円となった。
その他の事業の売上高は同8・6%増の1億2600万円、セグメント利益は同27・6%増の5800万円となった。
なお、今年5月14日に公表した通期連結業績予想を10月31日に修正。売上高は予想より6・9%減の160億円、営業利益は同30・0%減の6億3千万円、経常利益は同27・1%減の7億円と下方修正し、親会社株主に帰属する当期純利益は3・4%増の6億円と上方修正した。

