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メルセデス・ベンツとBASF、パートナーシップ更新

BASFは6月26日、自社の自動車補修用塗料におけるプレミアムブランド「グラスリット(Glasurit)」(※1)および「R-M」について、メルセデス・ベンツとのパートナーシップを更新したと発表した。
 
今回の契約更新により、「グラスリット」は従来の対象地域であるオーストラリア、韓国、台湾に加え、新たに中国本土のメルセデス・ベンツ認定工場においても使用が承認された。すでにマレーシアおよびタイでは、同ブランドが推奨パートナーとして位置づけられている。なお、日本においては引き続きR-Mがパートナー塗料ブランドとして採用されている。
 
BASFは、環境に配慮した持続可能なソリューションの提供を通じて、今後もメルセデス・ベンツを継続的にサポートしていく方針である。その一環として、水性塗料技術の最先端を担う「Glasurit 100 Line」や、環境対応と収益性の両立を図るコンサルティングサービス「Refinity」による「Bodyshop BOOST」(※2)などが挙げられる。
 
BASF東アジア地域統括本部 アジア太平洋地域自動車補修塗料本部のスーザン・クルーゲ副社長は、「メルセデス・ベンツとの長期的なパートナーシップを強化できることは光栄である。これは、競争の激しいアジア太平洋地域における当社の強固な戦略の証である。本パートナーシップは、持続可能性とデジタルトランスフォーメーションを推進しつつ、最先端のソリューションを提供することに重点を置いている」と述べる。
 
※1 日本では非売品  ※2 日本では導入未定