【決算】ナトコ、売上・利益とも伸長
ナトコ(粕谷太一社長)は昨年12月15日、2025年10月期の連結決算を発表した。売上高は前年同期比7・3%増の222億7500万円、営業利益は同13・4%増の13億9800万円、経常利益は同9・6%増の15億900万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同19・0%増の11億3700万円であった。
セグメント別の業績で塗料事業は、金属用塗料分野では焼き付け塗料や遮熱塗料での新規案件の獲得や工作機械向けやボンベ向けの塗料の需要が増えたことで、売上高は前年同期に比べ増加した。建材用塗料分野では、主力ユーザーの国内向けの需要増や2024年7月1日付でDICグループから内装建材用塗料の販売事業を譲り受けたことにより、売上高は前年同期に比べ増加した。セグメント利益は、売上高の増加により前年同期に比べ増加した。この結果、売上高は同11・7%増の142億9500万円、セグメント利益は同32・6%増の11億6300万円となった。
ファインケミカル事業は、光学フィルム向けのコーティング剤は堅調であったものの、モビリティ(自動車関連)向けのコーティング剤の低迷により、売上高およびセグメント利益は前年同期に比べ減少した。この結果、売上高は同7・3%減の24億8400万円、セグメント利益は同17・7%減の5億3600万円となった。
蒸留事業は、車両関係の生産低迷による需要減はあるものの、既存顧客の需要増や新規顧客の獲得、2025年6月30日付で三丸化学がナトコグループに加わったことにより、売上高およびセグメント利益は前年同期に比べ増加した。この結果、売上高は同4・2%増の54億9400万円、セグメント利益は同30・6%増の4億8900万円となった。
2026年10月期の連結業績予想は、売上高は同3・3%増の230億円、営業利益は同3・7%増の14億5千万円、経常利益は同2・7%増の15億5千万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同12・1%減の10億円を見込む。
