【決算】エスケー化研、売上横ばい利益減で着地
エスケー化研(藤井実広社長)は8月8日、2026年3月期第1四半期の連結決算を発表した。売上高は、前年同期比0・2%減の262億800万円、営業利益は、経費削減等を行ったものの同14・4%減の28億2千万円、経常利益は為替変動の影響等により同60・0%減の23億6100万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同50・7%減の20億3800万円となった。
セグメント別で建築仕上塗材事業では、特にリニューアル市場において超耐久性塗料や超低汚染機能で差別化した省エネタイプの遮熱塗料等の販売を行ったが、売上高は同0・7%減の229億7900万円となった。セグメント利益は同13・4%減の31億100万円となった。
耐火断熱材事業では、都市部の再開発事業における受注は続いており、売上高は同6・7%増の27億8300万円となった。セグメント利益は同12・3%増の4億1100万円となった。
その他の事業では、売上高は同9・0%減の4億4500万円、セグメント利益は同101・5%増の5800万円となった。