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エスケー化研、弱溶剤に無機最高グレード

エスケー化研は、戸建て塗替え市場の主力ブランド「プレミアムシリーズ」に、弱溶剤形塗料の最高級グレードとなる「エスケープレミアム無機マイルド」を開発し、ラインアップに追加した。

エスケープレミアム無機マイルド


 昨年、市場のニーズに対応すべく投入したシリーズ上位グレードにあたる水性の「エスケープレミアム無機」は、その機能性(超低汚染性・超耐候性)から出荷が好調とのこと。一方で、今回開発した新製品の「エスケープレミアム無機マイルド」は、弱溶剤タイプの上位グレードとなり、寒冷地を中心とした弱溶剤タイプを好む市場ニーズに応える。

戸建の新築市場では従来と比較して高耐候となるサイディングが多く採用されており、耐用年数も年々長くなっている。改修市場においても、さらなる塗替えサイクルの長期化を目指し、超耐候性、超低汚染性が望まれてきた。  
 
「エスケープレミアム無機マイルド」は、無機成分をナノレベルで複合化する新たな無機ハイブリッド技術を備えた無機系超耐候性樹脂で構成され、強靭かつ柔軟な塗膜を形成する。また、ラジカルコントロール技術も採用しており、長期にわたり優れた保護性能を示す次世代型の最高級グレード製品として展開する。
 
さらに、今まで培ってきた独自の技術を用いた塗膜表面の親水性に、低帯電性、高い架橋密度を加えた3つの効果よる超低汚染性能も兼ね備え、汚れの懸念にも対応した製品となっている。特に弱溶剤の塗料とすることで水性タイプと比較して光沢に優れ、仕上がり感が向上、鉄部・付帯部位等も塗装可能で適用範囲が広がる。
 
無機製品の展開により、戸建を中心とした高耐候塗替え新時代の定番として期待が高まる。
 
℡072・621・7739