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7月エマルジョン統計 塗料向け2・0%減

日本接着剤工業会(野川隆幸会長)はこのほど、平成29年7月のエマルジョン製品の生産と出荷数量を発表した。全生産量(融通分を含む)は4万5207t(前年同月比1・7%減)で、出荷量は4万184t(同月1・4%減)であった。

用途別出荷で塗料は1万3374tで、前年同月比2・0%減。前月比でも4・8%減少した。接着は1万1184t(前年同月比1・2%減)、製紙1558t(同8・0%減)、繊維2475t(同2・1%減)、土木2064t(同8・0%増)、粘着5787t(同1・9%減)、その他2002t(同15・6%減)、輸出1740t(同27・3%増)であった。

またモノマー別出荷では、酢ビ・ホモが7553t(同0・1%増)、酢ビ・コポリ1144t(同6・2%増)、EVA4853t(同1・4%増)、アクリル1万4638t(同3・2%減)、アクリル・スチレン9081t(同2・2%減)、その他2915t(同0・2%減)であり、酢ビ系8697t(同0・9%増)、アクリル系2万3719t(同2・8%減)であった。