日塗工、日本の塗料工業2025を発刊
日本塗料工業会(若月雄一郎会長)は4月1日、年刊誌「日本の塗料工業2025(令和7年度版)」を発刊した。今年度版の表紙には、著名な塗装物件の写真3点、「しぶS」(Shibuya Sakura Stage)と「みずたま」(リビオタワー羽沢横浜国大)、HANARIA(商船三井テクノトレード)が並んだ。本誌によれば、「しぶS」は、特徴的なキャンディーカラーが塗装に採用されている。

表紙には著名塗装採用例が並ぶ
特集1には日塗工が力を入れている展示会による塗料・塗装の普及活動を掲載、特集2には環境色彩のレベルが向上している「第27回グッド・ペインティング・カラー」を取り上げた。特集3には、「オートカラーアウォード2024」をテーマにマツダデザイン本部のスペシャルインタビューを掲載している。
同冊子は、塗料・塗装業界が〝活用できる日本の塗料工業〟を目指した編集となっている。また、業界外には表面処理・加飾における選択肢に「塗料・塗装」を検討してもらえるようなコンテンツが並び業界の広報誌の一面もある。
なお、日塗工ではバックナンバー(2023、2024年度版)を閲覧できる「日塗工の本棚」を開設しており、デジタル版を配信している。
▽令和7年度版の目次=特集1:展示会価値の最大化を目指す/特集2:第27回グッド・ペインティング・カラー/特集3:オートカラーアウォード2024/塗料の役割と効用/塗料について/塗料産業の統計資料/日本塗料工業会について