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日本塗り床工業会、令和4年度出荷量前年比7・6%増

日本塗り床工業会(宮下尚行会長)は、同工業会会員を対象とした令和4年度塗床材の出荷量を発表した。




令和4年度の有機系塗床材出荷量(回答35社集計)は3万862tで、前年度の2万8678tより7・6%増加した。

内訳は、エポキシ樹脂が1万912t(前年度比8・7%増)、ウレタン樹脂3707t(同2・1%増)、MMA樹脂598t(同0・1%減)、ポリエステル系樹脂325t(同0・6%増)、水性硬質ウレタン樹脂1万1102t(同14・1%増)。また、アクリル系では溶剤型アクリル樹脂1307t(同7・9%増)、水性アクリル樹脂2913t(同7・5%減)となった。
 
出荷量はMMA樹脂と水性アクリル樹脂を除き増加し、主力のエポキシ樹脂と水性硬質ウレタン樹脂はいずれも1万t台と好調に推移した。