【決算】大伸化学、売上微減も利益二桁増
2025.11.27
大伸化学(堀越進社長)は11月12日、2026年3月期第2四半期(中間期)の連結決算を発表した。同社グループの製品出荷数量は前年同期比1・2%減の6万7875トンとなった。売上高は、出荷数量が減少し販売単価も低下したため、同1・8%減の169億5200万円となった。利益面では、新規需要の開拓や販売価格の是正、効率的な原材料購入の推進に加え、原材料単価が前年同期を下回ったことにより、営業利益は同87・2%増の6億3千万円、経常利益は同73・6%増の6億7千万円、親会社株主に帰属する中間純利益は同80・0%増の4億5100万円となった。
主な品目別の売上高は、単一溶剤類が同1・8%減の67億100万円、印刷用溶剤類が同3・0%減の31億6900万円、単一溶剤を中心とした商品が同3・2%減の23億8500万円、特殊シンナー類が同2・7%増の18億2100万円、塗料・その他が同0・2%減の11億4200万円、洗浄用シンナー類が同3・2%減の10億5400万円、ラッカーシンナー類が同1・1%減の3億7400万円、合成樹脂塗料用シンナー類が同4・1%減の2億8700万円、その他収入が同11・8%増の1500万円であった。

