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【決算】日本特殊塗料、売上減も経常利益増加

2026.02.27

日本特殊塗料(遠田比呂志社長)は2月12日、2026年3月期第3四半期の連結決算を発表した。売上高は、主に塗料関連事業の減収により前年同期比6・7%減の460億6700万円、営業利益は、売上高の減少に加え将来の収益拡大を見据えた戦略投資を進めた結果、同13・1%減の27億3500万円、経常利益は、自動車製品関連分野における海外事業が堅調に推移し、持分法による投資利益が回復したことから、同3・3%増の47億7400万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は、固定資産売却益の計上等により同25・0%増の41億3700万円となった。
 
セグメント別の業績で塗料関連事業は、建築・構築物用塗料の販売は概ね前期並みの水準で推移した一方、集合住宅大規模改修工事等の工事関連売上は、例年並みの安定した受注を維持しているものの、前年同期比では大型物件の反動減を受けた。この結果、セグメントの売上高は同18・6%減の149億1800万円となった。セグメント利益は、原価低減活動・経費低減策の推進を継続したが売上高の減少が影響し、同39・4%減の5億1700万円となった。

自動車製品関連事業は、中国をはじめとしたアジア地域における国内自動車メーカーの販売不振の影響が一部に見られたものの、主力製品である吸・遮音材等の販売が堅調に推移した。この結果、セグメントの売上高は同0・4%増の311億3700万円となった。セグメント利益は、生産体制の効率化・合理化に向けた投資費用の増加等により、同3・3%減の22億1200万円となった。その他は、保険代理業の売上高は同0・4%増の1100万円となった。