【決算】アサヒペン、利益面で堅調に推移
アサヒペン(澤田耕吾社長)は5月14日、2025年3月期連結決算を発表した。売上高は前年同期比0・3%増の171億5100万円、営業利益は同2・5%増の8億6500万円、経常利益は同2・3%増の9億4300万円、親会社株主に帰属する当期純利益は、政策保有株式を一部売却したことによる投資有価証券売却益1億9200万円を特別損益に計上したことにより、同84・4%増の7億100万円となった。
セグメント別の経営成績では、塗料事業の売上高は同1・4%増の77億1700万円、セグメント利益は原材料価格高騰の影響等により同4・1%減の4億6100万円となった。DIY用品事業の売上高は同6・1%減の49億500万円、セグメント利益は利益率が改善したこと等により同24・3%増の1億8900万円となった。
ペット用品事業の売上高は同7・8%増の43億7200万円、セグメント利益は同47・9%増の1億2800万円となった。
その他の事業の売上高は同5・7%増の2億3500万円、セグメント利益は同26・8%減の9千万円となった。
2026年3月期の通期業績予想は、売上高は同0・3%増の172億円、営業利益は同4・0%増の9億円、経常利益は同1・7%増の9億6千万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同7・4%減の5億8千万円を見込む。