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【決算】アサヒペン、減収減益で着地

アサヒペン(澤田耕吾社長)は8月7日、2026年3月期第1四半期の連結決算を発表した。売上高は、前年同期において好調であったペット用品事業の売上が減少したことや全体的な個人消費の低迷などの影響により、前年同期比11・8%減の42億5500万円となった。

利益面では、経営の効率化に努めたものの売上の減少並びに原材料価格の高騰の影響等から、営業利益は同30・9%減の2億3400万円、経常利益は同28・6%減の2億6400万円となった。親会社株主に帰属する四半期純利益は、特別利益において遊休地の売却による固定資産売却益を計上したことなどから、同2・3%増の2億2700万円であった。
 
セグメント別の経営成績は、塗料事業の売上高は同9・2%減の20億6300万円、セグメント利益は原材料価格高騰の影響などもあり同40・6%減の1億800万円となった。
 
DIY用品事業の売上高は同3・2%減の13億1400万円、セグメント利益は同9・5%減の8千万円となった。 
 
ペット用品事業の売上高は同27・9%減の8億2100万円、セグメント利益は同59・5%減の1500万円となった。
 
その他の事業では、売上高は同8・9%増の6200万円、セグメント利益は同4・2%増の2900万円となった。