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【決算】コニシ第1四半期、売上堅調も利益は減少

コニシ(大山啓一社長)は7月29日、2023年3月期第1四半期連結決算を発表した。

売上高は前年同期比6・6%増の277億700万円、営業利益は同19・2%減の12億5600万円、経常利益は同11・4%減の14億9600万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同18・4%減の9億4600万円となった。
 
セグメント別でボンド部門は、一般家庭用、住関連、産業資材、建築、土木の各分野で売上は増加。いっぽう原材料価格の高騰のため利益は減少した。その結果、売上高は同10・0%増の161億700万円、営業利益は同16・3%減の8億8千万円となった。
 
化成品部門は、樹脂原料や放熱材料および半導体製造向け商材やコンデンサ用商材の販売が好調に推移。その結果、売上高は同6・8%増の82億4700万円、営業利益は同49・1%増の3億6200万円となった。

工事事業部門は、公共事業を中心に堅調に推移したが、資材価格の高騰等により利益は減少。その結果、売上高は同7・6%減の33億600万円、営業利益は同87・9%減の2600万円となった。