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【決算】ナトコ、売上・利益減少で着地

2026.03.17

ナトコ(粕谷太一社長)は2月27日、2026年10月期第1四半期の連結決算を発表した。売上高は前年同期比4・6%減の54億7千万円、営業利益は同6・3%減の3億4500万円、経常利益は同6・1%減の3億7700万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同11・0%減の2億3800万円であった。
 
セグメント別業績で塗料事業は、金属用塗料分野では鋼製家具、工作機械、景観資材向けの需要が低調であったことと、建材用塗料分野では、住宅着工件数、床面積の減少で顧客の稼働率が低下した影響を受け、売上高およびセグメント利益は前年同期に比べ減少した。この結果、売上高は同8・7%減の34億8200万円、セグメント利益は同8・9%減の2億6900万円となった。
 
ファインケミカル事業は、全体的に需要が低調であったものの、PC・スマートフォンのアクセサリー向けのコーティング剤は需要が増加したことにより、売上高は前年同期に比べ増加した。セグメント利益は、新規案件獲得に向けた活動費用の増加により、前年同期に比べ減少した。この結果、売上高は同4・2%増の5億9100万円、セグメント利益は同5・8%減の1億1500万円となった。
 
蒸留事業は、既存顧客は総じて需要低迷のなか、半導体関連の需要増や2025年6月30日付で三丸化学がナトコグループに加わったことにより、売上高は前年同期に比べ増加した。セグメント利益は、リサイクル製品の販売数量に対し廃液の回収割合が増加したことにより、前年同期に比べ増加した。この結果、売上高は同3・2%増の13億9600万円、セグメント利益は同21・8%増の1億4300万円となった。