日本ペイントHD、欧州自動車塗料を再取得
日本ペイントホールディングスは8月7日の取締役会で、Wuthelamグループへ譲渡していた欧州自動車用塗料事業の株式を約4700万ユーロ(約85億円)で買い戻すことを決定、株式譲渡契約を締結した。
同社は「株主価値最大化(MSV)」を目指す経営モデルのもと、2021年8月にインド事業および欧州自動車用塗料事業をWuthelamグループへ譲渡。再建に伴う不確実性や追加投資などのリスクを回避しつつ、経営支援とモニタリングを続けてきた。
インド事業(2024年11月に買戻し完了)に続き、欧州事業もWuthelam傘下での組織再編により業績が回復し、継続的な利益成長が見込める水準に達した。これを受け、グローバルでの自動車用塗料事業を加速させるため、現時点での再取得がMSVの観点から最善と判断した。
取得価額は独立した第三者機関の算定結果に基づき決定。2026年12月期の業績への影響は軽微と見込んでいる。
