【決算】エスケー化研、売上と営業益増で着地
エスケー化研(藤井実広社長)は5月13日、2025年3月期連結決算を発表した。売上高は、前年同期比5・2%増の1061億4200万円、営業利益は同3・0%増の124億4400万円、経常利益は同12・8%減の148億7400万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同9・3%減の107億2900万円となった。
セグメント別の業績は、建築仕上塗材事業では特にリニューアル市場において、超耐久性や超低汚染機能を備えた高付加価値製品の販売を行い、売上高は同4・3%増の935億2千万円、セグメント利益は同2・0%増の134億800万円となった。
耐火断熱材事業では、都市部の再開発事業における受注は続いており、売上高は同13・4%増の107億3300万円、セグメント利益は同12・2%増の15億6300万円となった。
その他の事業では、売上高は同6・1%増の18億8800万円、セグメント利益は同25・3%増の1億5900万円であった。
2026年3月期の通期業績予想は、売上高は前期比2・7%増の1090億円、営業利益は同2・9%増の128億円、経常利益は同0・2%増の149億円、親会社に帰属する当期純利益は同0・7%増の108億円を見込む。