ANDPAD、経営から現場まで一元管理アプリ
建築・土木・不動産の先端技術展「第9回ジャパンビルド大阪」が8月27日~29日の3日間、大阪市住之江区のインテックス大阪6号館で開催された。
経営から建設・建築現場までのデータを一元管理する施工管理アプリの「ANDPAD」も出展。現在、利用社数23・3万社、ユーザー数64・4万人以上に達しており、利用規模は年々拡大している。
同アプリは、関係者間の情報共有を円滑にし、従来手間のかかっていた請求書処理や査定業務も効率化する。導入サポート体制に定評があり、現場担当者からは「スムーズに利用できる」と高い評価を得ている。
また、国土交通省が運営する新技術情報提供システム(NETIS)にも登録されており、住宅・リフォーム・商業建築、設備メンテナンス工事など幅広い現場で活用が進む。
塗装業界においては、材料手配や工程進捗の共有、検査記録の一元管理等に応用可能で、施工現場と経営をシームレスにつなぐことにより、持続的な業務改善を支えるツールとして注目されている。
評価の面では、担当者が顧客の疑問に対し理解が得られるまで丁寧に説明やデモを繰り返す姿勢が好評だ。展示会場でも相談コーナーを設け、来場者一人ひとりに丁寧に対応していた。