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ブライトン、新次元のゴム系防水遮熱塗料

建築・土木・不動産の先端技術展「第9回ジャパンビルド大阪」が8月27日~29日の3日間、大阪市住之江区のインテックス大阪6号館で開催された。

ブライトンは、米国トップス社が開発した防水・遮熱・高耐久屋根メンテナンスシステム「トップスシール」をアピールした。「トップスシール」は熱を遮る新次元のゴム系防水遮熱塗料。開発メーカーのトップス社は1950年の創業以来、世界30カ国を超える商業施設および産業・工業施設のルーフトップにおいて信頼される製品を提供してきている。



特長は耐透水・吸湿性に優れ、雨水などの劣化因子の侵入を防ぐ。乾燥後はゴムのようにしなやかになり、屋根全体を覆う継ぎ目のない1枚のシートとなることで、水を一切通さない。作業工程の少ないシンプルな施工で、高い防水性が得られる。

高い遮熱効果を有し、屋根の表面温度と屋内の温度の上昇を抑える。夏場のピーク時における屋内冷房需要の25%程度削減を可能にする。経済性だけでなく、ヒートアイランド現象緩和に効果を発揮するなど、環境負荷の軽減につながる。

密着力は一般的な他社弾性塗料の約2倍。伸びと収縮を繰り返す屋根に密着することで、台風や塩害にも強く、屋根を錆から守る。

用途は金属、コンクリート、アスファルト、FRP、樹脂、スレート屋根などさまざまな場所に施工ができる。

日本でも10年以上の実績がある。実績例を挙げると、夏の暑さと雨漏りに困っていた鈑金塗装工場の物件がある。同工場は、屋根の塗装がほとんど剥がれ、地震などの揺れで生じた隙間から雨が侵入していた。トップス社の補修材と補強繊維を組み合わせ、隙間をしっかり埋めたのちにトップスシールをコーティング。防水と遮熱を兼ね備えた工事内容が評価された。