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クラスココンサルファーム、 物件に価値をプラス

クラスココンサルファーム(小村典弘社長)は、外壁デザイン+αを実施することで物件に価値をプラスする、賃貸管理会社向け全国FCネットワーク「PLUSRU(以下、プラスル)」を7月1日にリリース、10月1日にFCサービスの提供を開始した。

デザインをプラスした建物外観


 
日本の賃貸市場では空室問題が深刻化している。「入居率のアップ」は賃貸管理会社が常に問われている課題である。建物の経年劣化に伴い、室内リノベーションをする企業が増えているが、時代に合わない建物外観についても更新が必要で、更新時期に差し掛かっている建物が多く存在している。
 
しかし、建物外観についての提案に苦手意識を持つ賃貸管理会社も多く「日常業務が忙しく手が回らない」、「見積もりを出しても価格競争で負けてしまう」、「デザインや+αの提案方法がわからない」などの問題から、自社の管理物件でありながら他社に外壁塗装工事を奪われてしまうことも少なくない。
 
そのような状況を受け同社では、2017年より外壁診断アプリ「がいへきんぐ」をリリースした。完全アウトソーシングで外壁診断が実行でき、診断結果から自動で報告書の作成が可能。がいへきんぐの検査項目は、一級建築士や一級建築施工管理技士、外壁劣化診断士、一級土木施工管理技士、既存住宅現況検査技術者が監修したもので、専門知識がなくても要点を抑えた診断と報告書が誰でも簡単に作成が可能。外壁塗装の塗り直し時期について、診断書が明確な判断基準として機能するため、管理オーナーも納得感を持って外壁塗装に投資ができる。 
 
また賃貸管理会社は、診断済みの外壁診断報告書を送るだけで、提案機会を創出できる。
 
しかし、がいへきんぐだけでは建物外観のデザイン+αの提案においては十分であるとは言えず、さまざまな賃貸管理会社からデザインパッケージを求める声が多く寄せられていた。昨今の大手不動産ポータルサイトでは、物件一覧に建物外観が表示されることが多く、デザインを入れることは集客効果に大きく影響する。 
 
同社は、外壁や外構にデザインを入れることで物件に価値をプラスするサービスを開始する。℡076・222・1111