未来を拓く「レガシー製品・技術」ー共栄社化学
共栄社化学 ポリマー設計技術で独自材料創造
共栄社化学株式会社は、1960年代より塗料・コーティング剤の各種課題を解決する添加剤を提案してきた。レベリング剤では「ポリフローS」、消泡剤では「フローレンAC-300」といった自社開発品を筆頭に、さまざまなポリマー系添加剤を展開している。塗料・コーティング剤市場から求められる添加剤の高機能化に加え、近年はSDGs対応の製品開発も進めている。
レベリング剤では、長年培ってきたアクリルポリマー技術に、表面張力低下効果の高いシリコーン材料を組み合わせたレベリング剤「LE-300」シリーズを販売している。従来品にはない高い性能と、リコート性を阻害しない等の特長が高く評価され、PFAS系添加剤の代替として採用が増えている。

アクリル樹脂相溶性比較。左は「フローレンAC-300」、右は「フローレンAC-380」

「AC-300」シリーズの位置付け
消泡剤は1972年発売のフローレンAC-300が幅広い樹脂系で使用されてきたが、一部のクリアコートではヘイズ発生といった相溶性の不具合が見られた。これまでの製品開発を通じて培ったポリマー重合技術と相溶性の制御技術により、フローレンAC-300の高い消泡性を維持しつつ、透明樹脂系にも適用可能な有効成分100%の「フローレンAC-380」を開発し、現在TXフリー系やクリア樹脂系で好評を得ている。
同社は、販売当初からのレガシー技術であるポリマー設計と合成技術に、新素材・新技術を組み合わせることで独自材料を創造し、同社の企業理念である「お客様との共存共栄」を実現していく。
