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特集 高塗着効率・静電反発抑制可能に

旭サナックでは、デュアル電解方式ハンドガンユニット「Ec’Corona-X(エコロナエックス)シリーズ」を上市している。
粉体塗装は、有機溶剤を使わずに高性能の厚膜塗装ができる環境対応型の塗装方法として堅調に需要が増加。塗着効率を向上させた高性能の粉体塗装機が、各社から販売されている。なかでも、同製品は独自開発のデュアル電界方式を採用したことに特徴がある。

粉体ハンドガンユニットAXR100DF


これまでの粉体静電塗装では、静電反発抑制のためにフリーイオンを除去するアースリングを装着し塗膜平滑性を確保していたが、これは反面で静電効果が弱まり効率低下を招く欠点があった。
これに対し、デュアル電界方式ではガンに内蔵されたデュアル電界リングによりデュアル(二重)に形成された電界が、効率的な塗料への帯電を行うと同時にフリーイオンを抑制し、塗料使用量削減につながる高塗着効率と塗膜面を平滑に保つ静電反発抑制を可能とした。
その効果により、電圧DC‐80kVでも同社従来機でのDC‐100kVに比べて塗着効率を最大10%向上。入り組んだパイプ類や凹部を有する複雑な形状の被塗物でも良好な塗り込み性を実現している。一方で、仕上がり感も肌荒れの無い平滑で高い美粧性を達成。リコート性も向上し、静電反発の心配をせず厚膜塗装ができる。また、高電圧発生器の小型化により大幅な軽量化も達成した。
同製品により、粉体塗装での一層の塗着効率向上と塗料使用量削減、品質向上、不良率低減が期待できる。
℡0561・53・1213