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旭サナック、3Dセンサで最適塗装距離自動算出

極めて高度な自動塗装を実現

旭サナックは、新型粉体塗装システム「3D形状認識 自動粉体塗装システム」を好評稼働中だ。同システムは3次元ワーク形状データに基づき、最適な塗装距離を自動算出し、ガン位置の最適化を図ることにより、極めて高度な自動塗装を実現している。

3D形状認識自動粉体塗装システム


同システムでは、3D形状認識センサによりワークの外形寸法に加え、奥行方向の距離情報を検出し、得られたワークの形状データに基づき、塗装制御ユニットSUNAC7000EXによって塗装距離を自動計算し、ツインムーバレシプロを制御して最適な塗装距離を確保する(特許登録)。ツインムーバレシプロの構造的な特徴として、ガンムーバ(ガンの個別前後進)とベースムーバ(レシプロ本体の前後進)の2種類の前後進用アクチュエータを揃えている。計測されたワーク奥行方向の距離データに基づいて、ベースムーバが最適な位置へ移動した後、ワークの奥行差に応じてガンムーバが前後進する仕組みになっている(特許登録)。

これら優れた構成機器により、被塗物の凹凸形状に対し適正な塗装距離を保つことが可能となり、3D形状の自動認識機能により事前の塗装データの登録作業が不要となった。また、凹凸形状の被塗物でも最適な塗装距離を確保できるため均一な膜厚分布の塗装ができる。これにより補正作業工数の削減による「省人化」や、ティーチングレス自動塗装による「生産性向上」が実現可能となった。

℡0561・53・1213