【人事】日本塗装機械工業会、新会長に服部修一氏
日本塗装機械工業会(CEMA・佐伯直泰会長)は、6月9日午後2時から大阪市淀川区西中島のニューオーサカホテルで、第49回年次総会を開いた。
あいさつに立った佐伯会長=写真上=は「コロナ禍での就任、2年間はリモートで開催、ほとんど活動ができなかったが、皆様のご尽力に支えられ、特に技術革新、品質向上環境推進に取り組んだ。いま、平穏とはいえないなかであるが、さらなる発展に向け、変わらぬ支援をお願いしたい」と述べた。
議案事項は承認され、役員人事では、新会長に服部修一氏=写真上=を決めた。
▽会長=服部修一(旭サナック)▽副会長=佐伯直泰(明治機械製作所)、多田洋一(ヲサメ工業)、三好栄祐(アネスト岩田)▽専務理事=樋川浩一
▽各委員長=企画運営(山﨑諭志)、技術(加藤啓太)、統計調査(木村武司)、広報(松丸浩司)、シンポジウム(林慶一)
あいさつに立った服部新会長は「10代目の会長になる。伝統を引き継ぎ、新たな時代へと?がるように発展したい。それには会員企業が一丸となってこそ、連携を深めて打破できると思う。そこで、3つの誓いを立てた。開かれた対話、持続可能な成長、次世代への継承である。協力を仰ぎながら共に未来を開いていきたい」と抱負を語った。
なお、今年度は次のような活動に取り組む。
▽運営企画委員会=勉強会2月▽調査統計委員会=機器部会、設備部会▽技術委員会=『ガイダンスブック』の普及、乾燥炉基準作り、勉強会、過去文献・書籍の更新▽シンポジウム委員会=第25回技術シンポジウム。その他、『50年史』制作に取り組む。
総会終了後、懇親会が開かれた。服部新会長のあいさつに続き、来賓のあいさつを国際工業塗装高度化推進会議副理事長の髙橋大氏、日本工業塗装協同組合連合会副会長の原谷隆清氏が行い、乾杯の発声を多田副会長、中締めを佐伯副会長が、日本工塗連原谷副会長と共に大阪締めで閉会した。