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【決算】川上塗料、売上微増も利益減で着地

2026.02.17

川上塗料(西村聰一社長)は1月14日、2025年11月期の連結決算を発表した。機械・金属関連といった主要取引先での生産減による需要減退などにより販売数量は伸び悩んだが、一部販売価格是正の効果により、売上高は前年同期比0・3%増の59億3200万円となった。

利益面では、想定以上に長引く原材料高騰および物流費・人件費など諸経費の増加を、生産性向上や販売価格への転嫁などで補いきれなかったため、営業利益は同41・6%減の5400万円、経常利益は同32・6%減の9600万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同57・6%減の7200万円となった。
 
当年度を初年度とする新たな中期経営計画に基づいて、「コア顧客との協業深化による製品の開発と顧客基盤の拡大」「ビジネスモデルの聖域なき見直しによる収益基盤の強化」「生産性向上と生産能力増強」「技術力強化」「投資強化」等の重点施策に取り組み、持続的成長を成し得る企業体質の構築を目指し、企業価値の向上に努めた。設備投資については、5億円規模の設備投資を計画していたが、発注から納品までにある程度の期間を要する状況もあり、粉体塗料生産設備の導入など2億3200万円にとどまった。
 
2026年11月期の通期連結業績予想は、売上高が同6・8%増の63億3400万円、営業利益が同281・0%増の2億700万円、経常利益が同147・3%増の2億3800万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同151・7%増の1億8200万円を見込む。