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東京商工リサーチ、塗装工事業倒産過去20年で最多

東京商工リサーチ(TSRデータインサイト)は4日、塗装工事業の倒産動向について2025年度は143件(前年度比22・2%増)で、過去20年で最多だったと発表した。
統計を開始した1989年度以降では、2002年度の162件以来、23年ぶりに140件を超えた。傾向として、2013年度から100件を下回り、コロナ禍の2021年度は57件にまで減少した。2024年度は再び増加傾向に転じて117件に増え、2025年度は143件とピークである2000年度の164件に迫る、統計開始以降5番目の高水準となった。
 
143件の倒産原因は、8割超が「販売不振」(117件、構成比81・8%)、1割超(同13・2%)が「赤字累積の既往のシワ寄せ」で、業績不振が直結する2原因が大半を占めた。また、資本金別は、資本金1千万円未満が133件(同93・0%)と、小・零細企業が中心だった。
 
同リサーチでは、塗料などの資材高騰に加えて、慢性的な人手不足、顧客の争奪戦などが長引き、塗装工事業者の倒産が急増していると分析している。