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日ペ、製品・運賃価格改定 溶剤系で8%上昇

日本ペイントでは、昨今の原油価格急騰に伴って、製品の基礎原料である国産ナフサやその他原料価格や、運送業界における運送価格の上昇に伴い、製品および運賃の価格改定を2月5日、実施すると発表した。

対象製品は汎用(建築・重防食・自動車補修用)、工業用などの塗料およびシンナーで、価格改定率・金額は、製品が溶剤系塗料8%、粉体、水系塗料5%、シンナー10%である。また、運賃については同社流通センターからの発送で石油缶(10㎏~50㎏未満)の場合は1個30円、中小缶(0・5㎏~6㎏未満)の場合は1個10~20円、その他の容器サイズについても運賃改定を行う。
 実施時期は、運賃が2月21日、製品が4月1日のいずれも前日午後3時以降の注文から価格を改定する。
 同社では、原料や運送価格の上昇に対して、経費削減策など最大限の努力を重ねてきたものの、その上昇分を吸収できる環境になく、製品や運賃の価格を改定せざるを得ない状況となり、今回の価格改定に踏み切ったとしている。