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日本ペイント・インダストリアルコーティングスは、10月17日から11月26日の期間、兵庫県三田市で行われている自動運転バスの実証実験に自動運転用特殊塗料「ターゲットラインペイント」を提供している。

実証実験で走行する自動運転バスとターゲットラインペイント塗装路

実証実験の概要は次の通り。
▽実施主体＝兵庫県三田市
▽期間＝10月17日～11月26日
▽場所＝兵庫県三田市 　ウッディタウン地区

▽実証実験のレベル＝自動運転レベル２：今回使用するバス車両は、障害物の検知やハンドル、アクセル、ブレーキ操作を自動制御し走行。全ての区間を自動で運行するが、必要に応じて手動での停止や障害物回避を実施する。
　
▽実証実験の背景＝国土交通省の地域公共交通確保維持改善事業費補助金（自動運転実証調査事業）の採択を受け、三田市が実施。同市では、少子高齢化によるバスドライバー不足などの課題を解決するべく、２０２５年度に市内バスへの自動運転サービス実装を目指しており、２０２０年度から実証実験に取り組んでいる。
　
▽協力会社 ＝運行事業者：神姫バス／車両提供：先進モビリティ（いすゞ中型バス エルガミオ）／信号連携：住友電気工業、住友電工システムソリューション／バス停の停車判断自動化検証：ＮＴＴコミュニケーションズ、ＮＴＴドコモ／調査・分析：日本工営