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【決算】2022年度3月期 第1四半期 ロックペイント

増収増益を達成 家庭用は下回る

ロックペイント(内海東吾社長)は8月5日、2022年3月期第1四半期連結決算を発表した。売上高は前年同期比12・9%増の65億2千万円、営業利益は同60・5%増の6億1100万円、経常利益は同13・4%増の7億3800万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同7・8%増の5億2500万円であった。製品分野別においても業績需要の回復が表れた。

車両用塗料分野では、環境配慮型塗料による自動車補修用塗料、大型車両や産業機械等のシェア拡大に努め、売上高は前年同期を上回った。建築塗料分野においても、延期されていた施工物件の開始などもあり、売上高は前年同期を上回っている。工業用塗料分野では、需要家の生産調整の反動増の影響で、粉体塗料を中心に販売が回復。接着剤分野は引続き食品包装材向けの需要が堅調、産業資材向けも好調に推移した。その結果、売上高は前年同期を上回った。

一方、家庭用塗料分野では、主力のエアゾール製品について需要は戻りつつあるが、昨年見られた巣ごもり需要の市場が平準化したことを受け、売上高は前年同期を下回った。