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BASF、自動車外装色のプラットフォームを提供

  BASFのコーティングス事業本部は、自動車メーカーのデザイナー向けの、外装色のデータベースプラットフォーム「AUROOM TM」を発表した。

 BASFは、多くの自動車メーカーと塗色の開発を行っており、新色をデザインしながら、現在600色以上をヨーロッパで生産している。今回発表したプラットフォームを使用することで、デザイナーは複雑なエフェクトを含むカラーをバーチャル上でマッピングでき、外装色の塗色決定に役立てる。これにより、初期のデザイン段階ですべての提案カラーを仮想的に塗装し、カラーとエフェクトの印象を確認することができるという。

 自動車の塗装はカラーやテクスチャーと車体形状等の組み合わせにより、自動車の総合的な印象を決定づけている。「AUROOM TM」の利用で、カラーパラメータが3D形状に及ぼす影響を簡単に理解でき、デジタル化されたカラーグループを異なるカラーと並べて同時に比較することもできる。

 まずは、ヨーロッパ・中東・アフリカ地域の自動車メーカーに営業展開を開始する。同事業本部のグローバル戦略マーケティング担当責任者・クリシュトフ・パトリック・ストラゼヴィチ氏は「デジタル化は、特に自動車業界で重要なトピックである。私たちの研究所では、色の開発に多くの経験を積んできたが、それらをデジタル化し、写真のようにリアルなデジタル複製を作成することができる。色の決定プロセスがより簡単に、より速く、より効果的になる。また、各社ブランド固有の自動車データを利用することで、自動車購入者がさまざまなボディーカラーの体験をすることができ、これは購買決定の後押しにもなるだろう」と述べる。