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『塗布と塗膜』最新11月号発行しました!

2018.11.26

業界関連総合専門誌『塗布と塗膜』11月号が11月20日に発刊されました。今回の特集は「塗料の開発における基礎研究」です。

特集では「塗料開発における基礎研究の重要性」と題して、日本塗装技術協会副会長の小畑 裕作氏が、塗料の開発には原材料や塗料に関わる全てのプロセスを熟知する必要があるとして、科学的アプローチによる塗料設計の事例を紹介し、塗料開発における基礎
研究の重要性を解説します。

また、日本化工塗料からは新開発の「ぎらつき抑制アンチグレアコーティング剤」について解説。タッチパネル用アンチグレアフィルムに塗布されたコーティング膜と画素解像度の関係で起きる光干渉による“ぎらつき”問題を解決した技術解説と、“ぎらつき”
の定量評価説明は、基礎研究の製品開発への活用例として大いに参考になります。

あわせて、旭サナックの40周年・130回目を迎えたユーザー技術教室や、日本塗装技術協会による微粒子の機能構築と界面制御技術に関する特別講演、国際工業塗装高度化推進会議(IPCO)の工業塗装の将来に関する講演、相次いで開催されたIoTやロボット関連の
セミナーなど、業界話題のセミナー・講演会レポートも多数掲載しています。

さらに、業界最新情報として、日本塗料工業会から新発表された水性重防食の品質規格追加と、遮熱塗料の性能基準・表示の統一化に関する情報を、図説入りで掲載しました。

一方、フェア・展示会関連では、第3回高性能 建材・住設EXPOの案内と、注目の第1回 高機能塗料展に関する直前見どころ情報を収録しています。

そして最後は、特別企画として「塗料の環境対応分析と注目の企業/製品・サービス」を収録。世界的規模で塗料・塗装の環境対応が必須の課題となるなかで、環境対応型塗料の筆頭に挙げられる「水性塗料」と「粉体塗料」について現在の状況と今後の展開を考えるべく特別分析記事を掲載。あわせて、関係省庁発表・公布情報、そして原料/塗料/コーティング材/塗装機器・設備/関連材料まで各社注目製品を一挙収録。業界分析と経営戦略立案にぜひお役立てください。

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