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タカラ塗料、壁画専用の水性原色塗料

タカラ塗料は2月22日、ミューラル(壁画)制作に特化した水性原色塗料「タカラ ミューラルペイント」を新発売した。

壁画アーティストの要望に応える原色塗料

 
海外ではすでに芸術表現のジャンルとして確立している壁画。街全体を彩り、文化や歴史を伝える重要な要素として認識されている。近年、日本でもこの壁画が地域のイベントやアートフェスティバル、音楽イベントなどのカルチャーシーンで注目を集めている。日本の街並みにも個性的で魅力的な壁画が増え、その存在に期待が高まっている。
 
こうした中、「シャッターに描く際の最適な塗料を知りたい」「発色の良い原色が欲しい」「隠ぺい力が高い画材が欲しい」「普通の画材では高額すぎる」という多くのアーティストからの声を受け、壁画専用塗料「タカラ ミューラルペイント」が誕生した。
 
同製品は、混色自在で伸びが良く、透けにくい(隠ぺい力が高い)特性を持つ水性の原色塗料。同製品の特長は、豊富な18色の原色を揃えており、アーティストが自由に混色することができる。にごりが少なく美しい色を作ることができるため、作品やテーマに合わせて色彩の幅が広がる。また、他社の製品では色濁りや耐候性に不満を持つ声が多かった中で、同製品は鮮やかな色彩と優れた耐候性を実現している。
 
屋外と室内で使い分けられるよう2種類の塗料を用意。屋外用は耐候性に優れたアクリルシリコンを採用し、金属面への密着性が高いため、外壁やシャッター面のアート制作に最適。室内用は防汚性、防カビ性に優れたアクリルを使用し、室内壁になじむマットな仕上がりが得られる。オフィスや店舗内装のアート制作におすすめである。
 
容量は200gから18㎏まで5種類あり、プロジェクトの規模やニーズに合わせて適切な量を手に入れることができる。さらに、明瞭な価格設定により、手頃な範囲で高品質な塗料を入手できる。アーティストが制作活動を行う上で負担にならず、画材よりも安価で経済的である。
 
問合せは同社総務・担当西野氏(℡06・6659・2321)まで。