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久保孝ペイント、 色と低温焼付&時短製品を提案

コロナ禍が収束しないまま迎えた2021年。さまざまな国内産業と同様、塗料・塗装業界も業績に大きな影響が出ている。自社の主要事業を守ることは優先課題であるが、新たな歩み出しも必要だ。昨年12月の高機能塗料展において、共催者でもある日本塗料工業会のブースでは会員企業による共同出展が見られ、主力製品や新製品の積極的な提案活動が行われた。

久保孝ペイントは、「粉体塗料カラーカードシステム」、「ニッシンパウダー777ライン」、「ShortTimeプラサフ」を展示紹介した。「粉体カラーカードシステム」は200色以上の標準色見本帳の中から同社自慢の高品質な粉体塗料を1ケースから即日出荷が可能なシステムとして展開する。塗装専業者をはじめ広く認知されており、ユーザーが顧客サイドに対する色提案ツールとして活用されている。

「粉体塗料カラーカードシステム」


「ニッシンパウダー777ライン」は「粉体カラーカード」にも収録され(高反射ホワイト)、同社の注力製品として位置付けているポリエステル樹脂系粉体塗料だ。一般的なブロックイソシアネート硬化型とは異なるため、低温焼付が可能なことや焼付時の発煙・発臭が低減されるため、塗膜の黄変が抑えられる。その他にも、エッジカバー性や耐アルカリ性に優れる機能を持たせることが可能である。

一昨年上市の1液焼付型エポキシ樹脂系超厚膜下塗塗料「Short Timeプラサフ」は時短にこだわり開発した超厚膜が簡単に確保できるプライマーサフェーサー。垂直面に100μm塗ってもタレやワキが発生しにくいため、塗装不良を手直しする時間を削減する。レベリング性が良好のため研磨で肌を整える時間を削減でき、2液ウレタン塗料の上塗り付着性にも優れる。溶剤系や水性塗料の各種上塗り塗料が2コート1ベークで塗装が可能となっている。なお、粉体塗料の場合は2コート2ベークとなる。発売から2年が経過し販売は堅調に推移しているとのことだ。