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奥野製薬工業、抗菌性コーティング剤を開発

 

総合化学メーカー奥野製薬工業では、3割以上の従業員が新技術の研究開発に取り組む。総合技術研究所(大阪市放出)に、各種表面処理、薄膜コーティング用の試作ラインを有し、専門の技術員がアイデアの段階から試作、外注相談、量産に至るまで、最高のプロセスとサービスをトータルで提案している。表面処理・薄膜コーティングの業界をリード同社の注目製品を紹介する。

 注目製品➀  抗菌性シリカ系薄膜コーティング剤「TOP NOBAC Pro FSG」

新製品の「TOP NOBAC Pro FSG」は、抗菌性シリカ系薄膜コーティング剤である。塗膜は大腸菌・黄色ブドウ球菌に対して40以上の高い抗菌活性値を示す。無色透明で、高硬度(傷つき硬度4H、破壊硬度6H)な皮膜なので、建材、公共機関、家電、自動車、文房具などに抗菌効果を長く発揮する。また、顔料と添加剤により、つや・マット感、色調を自在にコントロールできる。さらに、アルミ、アルマイト/クロムめっき品の光沢や質感を生かした希望の仕上がりが可能であり、試作からの問合せにも対応している。


注目製品② 高耐食性ハードコート剤「Protector」シリーズ

 無機材料部門のガラス絵の具は、ガラスびんや自動車・鉄道の窓ガラスに広く用いられており、飲料びん部門では、国内シェア100%、車両部門でも圧倒的なシェアを誇る。同社では、その技術を応用して、高耐食性ハードコート剤「Protector」シリーズを発売した。スプレー塗装と低温の熱処理(80~120℃)で、高硬度(傷つき硬度3H、破壊硬度5H)の無色透明薄膜(標準5ミクロン)を形成し、下地金属の質感そのままにアルミなどの各種金属の耐食性を大幅に改善する。

今後同社では、ASEAN域内での事業拡大のために、タイ子会社の生産設備を倍増させる予定である。内外拠点と研究開発部門との連携を強化して、表面処理薬品、ガラス材料、薄膜コーティング剤について技術力・対応の向上とユニークな製品づくりに邁進していく。

【問合せ先】
奥野製薬工業株式会社
〒538-0044 大阪市鶴見区放出東1丁目10番25号
担当者名:山中 美由紀
TEL:(06)6961-0886
FAX:(06)6963-0740
Email:m-yamanaka01@okuno.co.jp
HP:https://www.okuno.co.jp/