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大同塗料、プライマー工程含め2工程

高耐候性のフッ素でメンテコスト減

大同塗料は屋根用塗材をまとめた「ルーフシステム」を展開しており、2液型のフッ素樹脂系塗料では、「ハイルーフ・マイルドフッソ」「ハイルーフ・マイルドフッソ遮熱型」が伸びている。

ハイルーフシリーズは、一般的な屋根用塗料仕様が3工程に対し、2工程で仕上げることができる。工程を短縮することで、工事全体のコスト削減に大きく寄与する。その上、耐候性に極めて優れたフッ素樹脂を採用することで、より長く光沢を持続して、屋根を守り続ける。艶をより出したい場合や防錆効果を高めたい場合には、「ハイソリッドシリコンプライマーⅡ」にて、プライマーを使用する。しかし、工程は下塗りのプライマーと上塗のハイルーフ・マイルドフッソの2工程と変わらない。

カタログに素地が特定できる内容を記載


同製品のカタログには、瓦の材質、形状、特長、全景写真などを掲載しており、「何の瓦なのか」など素地を特定できる。瓦に合わせた塗装上の注意なども明記されているので、塗装の不具合の解消にもなる。例えば、陶器瓦は「洗浄時に滑るので注意」やプレスセメント瓦は「ガムテープ剥離試験で確認してから塗装する」などだ。同シリーズのシリコン系の「ハイルーフ・マイルドシリコン」を含め上市から堅調な需要を続けている。
 
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