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中東情勢の影響・総会ヒアリング(5月~6月)

2026.07.01

塗料報知新聞社では、5月~6月の総会時期に各サプライヤーチェーン、ユーザーを横断する「中東情勢の影響」についてヒアリングを実施。その、声を集めた。

ナフサの購入は、現在スポット取引。長期契約しているものの無効状態/中東各国、原油と観光で収入を得ていたので、かなり厳しい状況になっている/国から1・8倍の供給求められて対応できるか不明/溶剤向けにトルエンを供給していなかったが、初動時大幅に出した/中国は電気自動車優勢で、ガソリンの優先度が高いわけではないので、化学品が安く調達できる。それが、市場に回り各国の化学品プラントが縮小していた(以上、石油化学関連企業)

産業構造変化でM&A進む可能性(樹脂製造)/原油は世界に存在、UAE・米州・アフリカ等へ調達シフトし物流再編が進むのでは(塗料製造)/汎用の化学品でも商流があり、どこかが足りていても流れない事情がある(塗料・溶剤製造)
   
生産はフル生産状態(塗料製造)/製造現場が止まると人材確保がさらに難しい(塗料製造)/塗料価格は今までが安過ぎたので適正価格を確保する機会(塗料製造)/5~6月分は前年同量を確保し、数日前には7月分も確保。状況は改善傾向(塗料製造)/70年代オイルショック時に要求されるまま2~3級品を販売し、状況が落ち着くとクレーム対応と信頼回復に苦心したので同じ轍を踏まない(溶剤製造)/トルエンは出てきている、いまの時期〈5月末〉はブタノールが不安定(溶剤製造)/溶剤のリサイクル品の受注増加。引取り量が一定数ないと引き取れない(溶剤リサイクル)/受注抱えすぎると価格上げられない課題も(副資材製造)
    
受注制限対応が続く状況かつ急な駆け込み発注が増加(塗料販売)/一斗缶で到着したら小分け(4キロ)にして、顧客提供(塗料販売)/メーカーが塗料とシンナーセットでないと販売しない方針を早期に打ち出したのは良かった(塗料販売)/6月に入った状況として、ウレタン・シート防水材、シーリング、さび止め、下塗りの主材が供給タイト。シンナーはある(塗料販売)/仕入れ分の支払いに追われる(塗料販売)/一部材料がなく工事が回らないとなると、先食いの売上を回収できるか不安(塗料販売)/工業向けの大口には、通常配送ルートでは間に合わず臨時便で対応(塗料販売)/粉体塗料は滞ってない(塗料販売)/6月現在でテープ、シーリング、鈑金パテが不安定(副資材商社)
    
さび止めがない(建築塗装)/今後どうなるか読めない事が一番不安(建築塗装)/今年度工事分の着手が遅れると、次年度分と重なり対応できなくなる(建築塗装)/モノの確保ばかりを優先せず価格を精査して対応(建築塗装)/材料が入らず工事が遅延、顧客に状況説明中(建築塗装)

いつも注文しているA社で不足、B社、C社と当たり手配するが、大抵は2~3割増し(工業塗装)/自動車関連の仕様は登録時シンナーも対象のため、品がないから登録と違うものを使用するには許可が必要。許可まで約3カ月(工業塗装)/「目詰まり」「流通の滞り」との経産省発言に対し、実態は原料の供給減(工業塗装)/粉体への移行・普及に期待(工業塗装)

2輪部門でシンナー・塗料が不足。粉体塗料へ切り替える。4輪車ほど有利な立場ではない(輸送機器製造)/シンナー、下塗りが不足し、複数のサプライヤーを通じて確保。粉体塗装も実施しているが、樹脂不足で供給が安定しない(機械製造)/当初、プロ業者が量の買い占めに走った例が多かった。現在は一人当たりの購入量を制限し、店頭商品の偏りや不足が発生しないよう調整(HC関係者)
          
代替ルートを確保できるかが課題/パテメーカーからの供給は継続している/水性材料中心のため影響は比較的小さい/受注残は徐々に解消/製品を絞って分配/さび止めは上塗りと違い種類がなく、どの現場でも使用できる汎用性があるので買い込まれやすい/シンナーは安定してきた/トタン屋根主流地域に供給不足が発生している/大量に使用する下塗りのなかでも微弾性フィラー、JIS5674の下塗りが過剰発注で生産が間に合わず(以上、塗料製造)/副資材で供給タイトなのはマスキングテープ、マスカー/受注増でも工事が増えているわけでない(以上、副資材商社)
    
現状、調達はできているが、今後、部品が入って来なくなることが怖い/ナフサ、シンナーよりもレアアースが心配/今後オイルが入らなくなると困る/影響はあるが、調達難とまでは感じていない(以上、塗装機製造)/資材等高騰がきつい。情勢影響前に比べれば、20%、30%どころの値上げではなく、3倍になっている(機械製造)

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