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VIVID VAN、FOOD×DIYへ新たな挑戦

ビビッドヴアン(大阪市)は、このほど社名を「VIVID VAN」と英文字に変更した。同社はアメリカ・オールドビリッジ社の正規輸入代理店であり、輸入している製品は主力の「バターミルクペイント」をはじめ10数種類に及ぶ。1800年頃のアーリーアメリカンの時代に会社が創立された。天然由来の原料を使っている自然塗料であり、素晴らしい色調を求める芸術家、デコレーター、DIY愛好家から高く評価されている。

FOO×DIYショップ「デボレー」のDIYコーナー


女性起業家である東やよい社長は、昨年5月に東京都日本橋茅場町の証券会社のビルが立ち並ぶ一角にフードとDIYを融合させた「Devo Pre(デボレー)」TOKYOをオープンした。店内の壁はスタッフが刷毛とローラーブラシで塗装し、落ち着いた雰囲気を醸し出している。古き良き時代に撮られた写真が壁に効果的に貼られてあり、実際にアメリカにいるような感じが体験できる。

店を入った右サイドがDIYのコーナー、左サイドが喫茶コーナーで自家製スイーツも販売している。DIYコーナーには、オールドビレッジ社の各種ペイントと自社ブランドのグラフィティペイントが陳列されている。その他ステンシルや養生テープといったDIYアイテムや、DIY関連の書物が書架に並べてある。

オフィス街なので平日はDIYのお客は少なく、DIY関係のお客は土・日曜日に訪れる。マネージャーの小貫俊輔氏の話では「塗装はやってみれば意外と簡単だと実感できる。海外では養生を気にせず、塗料がはみだしても布でさっとふき取る程度で気軽に作業を楽しんでいる」という。素人のお客には色選びや塗装方法、ちょっとしたテクニックなどをわかり易く教えるよう心掛けている。同社が扱っている塗料はどちらかというと玄人向けだが、一般の人のDIYのイメージは木材を加工するような日曜大工的な印象が強く、塗装はハードルが高いと感じられているようだという。

デボレーの喫茶コーナー

喫茶コーナーは、サラリーマンやOLが昼食後にコーヒーを飲んで一息つく安らぎの場所となっている。オリジナルフード「デボレー」は新感覚の焼き菓子で、社名と同じである。またオリジナルスイーツ「キャラメーテ」はヤギのミルクを贅沢に使用したキャラメルである。店内で味わったり、テイクアウトもできる。

直近の話題としては8月29日~9月4日まで大阪・阪急うめだ本店9階で開催された「TOKYOおやつショー」に出店したことが挙げられる。特別メニューとして新感覚の「スイーツポテト」を販売し好評だった。素材は石川県産のさつまいも、バター、ヤギのミルク。コクがありしっかりとした歯ごたえで甘みが強いのが特長。添加物は一切使用していない。展示会で多くの数が売れると予想し、量産できる製品をデボレー東京で開発した。

DIYの本来の目的は生活を楽しむことである。「DIY+スイーツ」という新たな挑戦がブームになることが期待される。