東京モーターサイクルショー、ヤマハブースで新塗色表現
東京モーターサイクルショー協会は「第53回東京モーターサイクルショー」を3月27日から3日間、東京都江東区有明の東京ビッグサイトで開催した。会期中の出展車両数544台、小間数1100小間、3日間の来場者数は11万9266人(前年比0・4%増)となった。来場者数は一昨年と比べて4・1%伸びており、2輪車人気が続いている状況がうかがえた。
2輪車のエクステリア塗装は溶剤塗料がメインである。塗装する箇所も4輪車に比べ小さいためカラーバリエーションが豊富で、展示車には購買意欲をそそるカラーが使用される。

現場発で生まれ新塗装表現の「MT―09」(ヤマハ発動機販売)
同展示会では塗装の変革も見られ、ヤマハ発動機販売ブースでは、新たな表現色となるプレシジョン塗装(ウルトラ・ミラクリエイト)を施した車体(MT―09)が注目を浴びた。同塗装は現場発の塗装方法であり、精密な膜厚コントロール技術によるものである。塗装面を平滑に制御することで、なめらかで深いパープルが鏡面のような幻想的な輝きを放つ塗色である。

マットグリーン塗色の「スクランブラー400X」(トライアンフ)
各2輪車メーカーで多く見られたのがグリーン系だ。バイクは、ブラック、ホワイトが圧倒的に人気であるが、4輪車のアースカラートレンドを受け、深いグリーン塗色が多くみられた。輸入車のトライアンフでもクレヨンカラー系と呼ばれるグリーン塗色の車体が登場。同社は本格的に400CCの中型車体に力を入れ、カラーラインアップを増やすことでユーザーの間口を広げている。

宮原社長㊧と同社公式アンバサダーの宮城光氏㊨(BAN‐ZI)
塗料・塗装関連では、BAN‐ZIが出展した。出展の意義について、同社宮原万治社長は「建築系の塗料が主力であるが、2輪向け製品も販売網を広げ徐々に浸透してきている。展示会は、当社製品のファンに直接会える貴重な機会であり、感謝を伝える場にもなっている」と語る。
製品では、車両メンテナンス製品を展示。強アルカリ洗浄剤「MUD MAX(マッド マックス)」は、オフロード車等でのしつこい汚れの洗浄に用いられる。希釈率が1~100倍となっており、汚れの程度により希釈を変えられる点が特長である。
また錆対策製品では、2輪車のタンクやフェンダー、フロントフォーク、マフラー等の錆除去に活躍する「サビトルキラー」を展示した。直接塗布するだけで、錆を分解。ジェルタイプのため、噴射した箇所に長く留まり、効率的に錆を除去する。

