愛工塗、新理事長に西薫貴氏
愛知県工業塗装協同組合(妹尾和彦理事長)は、5月15日午後5時から名古屋市東区葵のメルパルクNAGOYAで、第53回通常総会を開いた。
あいさつに立った妹尾理事長は中東情勢の影響による原油、原材料等の滞りに触れた後、「どこで滞っているということもあるが、私ども中小企業は、大企業からいただいている仕事の中で、やはり小ロット多品種というのも大事な担い手ということである。そういう中で、優先があるのかどうかわからないが、小ロット品でたまにしか使わないとか、数が少ないとか、そういう部材にとっては今、非常に入手が困難であるという風に感じている。また、国の政策等を聞いてみても、我々中小企業との考え方にだいぶ乖離があるのではないかと思う。当協同組合にとっては中央会、そして日本工塗連と連携して、できる限り我々の置かれてる現状、思い、そういうものを国に言及できるような、そんな活動を継続していきたいと思う」と述べた。
議案事項は承認され、今年度は、①受託事業である技能検定の充実を図り、組合としての地位向上に努める②製造業および技能検定のデジタル化への対応と新たなネットワークづくりを推進③働き方改革への対応など、労務改善に関する勉強会や研修会を開催④第61回愛知県塗装技能作品展を開催し、技能の研鑽に役立てる⑤専門研修や福利厚生事業を通し、社員やその家族に貢献する⑥各支部を通して相互の親睦と交流を図り、情報交換の場として役立てる、に取り組む。なお、第61回愛知県塗装技能作品展は10月に明日の工業塗装を考える懇談会とともに、また工業塗装専門研修講座は来年1~3月に開催する予定である。
続いて、永年勤続優良従業員表彰式が開かれ、合計16人が受賞した。表彰者は次の通り。
▽愛知県知事表彰(勤続20年以上)6人=坂東将太(セノオ)、林忍(同)、片山圭輔(協和塗装工業)、伊佐地さゆり(同)、林潤一(カワサキ)、小池利治(吉田SKT)
▽愛知県中小企業団体中央会会長表彰(勤続15年以上)3人=遠藤環(吉田SKT)、西野雅広(同)、佐藤佳明(国光工業)
▽愛知県工業塗装協同組合理事長表彰(勤続10年以上)7人=水谷光宏(セノオ)、竹内悠也(カワサキ)、上野健太郎(同)、日比野雅信(同)、森山実(同)、小田裕之(吉田SKT)、松田彬(国光興業)
受賞者を代表して協和塗装工業の片山圭輔氏が謝辞を、また、来賓を代表して中部経済産業局産業部製造産業課課長補佐の佐藤陽子氏が祝辞を述べた。
総会終了後の懇親会が開かれ、西薫貴新理事長=写真=は「当協同組合の先輩の方々、特に妹尾理事長には本当に色々と勉強させていただいた。ご存じの通り、現状は材料と、特にナフサ関係の調達が非常に難しく、皆さんの会社も非常に苦労されていると思う。このような状況下、やはり個社では対応しきれないことも、組合事業を通じて、輪になって、助け合ってやっていけるところに、組合の良さがあると思う。それを今まで前理事長の間はしっかりやられてきたと思うので、私もその功績に報いられるような形で、協同組合の運営に力を注いでいければ良いと思っている。皆様のご協力があってこそだと思うので、よろしくお願いしたい」とあいさつした。

