WEB塗料報知|塗料・塗装、コーティング業界のプラットフォーム

日本ペイント、アートベースに塗料提供

日本ペイントは、東京都中央区馬喰町・千代田区東神田エリアで始動するエリア構想「馬喰クラート(Bakuro Curart)」の中核拠点「アートベース/偶然はない。」の外壁壁画制作に対し、同社の社会貢献活動「HAPPY PAINT PROJECT」の一環として塗料を提供した。

芸術複合施設「アートベース/偶然はない。」 

「馬喰クラート」は歴史ある問屋街の文脈を受け継ぎ、アートやクラフトを起点に「生活文化の共創区」を目指すエリア事業である。編集(Curation)・工芸(Craft)・芸術(Art)・好奇心(Curiosity)を掛け合わせ、「職(働く)・住(暮らす)・探(探す)・創(つくる)」が歩いてつながる街づくりを推進しており、近年の居住人口増加を背景に世代を超えて感性を育むワークショップなどを展開していく計画だ。
 
その第一弾拠点となる「アートベース/偶然はない。」は、上層階には、アートスクール、スタジオ、ギャラリー等の機能を展開し、制作・発表・学びによるアート交流が重なり合う複合的な拠点として育てていく方針だ。プロジェクトを進めるエトワール海渡の早川謹之助社長は「馬喰町エリア周辺5町では、都市型居住エリアへの変化が起きている。問屋街・オフィス街に、現役世代・子育て世代が重なり始めており、新たな商流と動線が生まれる、感性を育む街にしていきたい」と、述べた。

壁画は、韓国のグラフィックデザイナー安尚秀氏がデザイン 

外壁の壁画は、韓国のタイポグラフィックアーティストでありグラフィックデザイナーの安尚秀(アン・サンシ)氏のデザイン。壁画に使われた青は韓日の間に横たわる海と空、長い間お互いを見つめ合ってきた水の象徴とのこと。壁画の依頼はアートベースのディレクターの中村政人氏(東京藝術大学絵画科教授)が直接依頼し、原画データから壁画へ落とし込んだ。施工は、学生等により行った。
 
塗料は、日本ペイントの1液水性反応硬化形シリコン系塗料「オーデフレッシュSi100Ⅲ」を使用。調色された青、黄色、水色の3色。中村政人氏は塗料について「過去にもご提供してもらったことがあったが、発色がよく耐候性に優れている」と、評価する。
 日本ペイントでは、ペイントの力で空間を鮮やかに彩り、同社が考える色や塗料の社会的価値を発信していきたいとしている。